UCHEW-NISSHI

Tokyo Based DJ KNK's Blog - 音楽関連、東京近辺のパーティ情報、各地の旅先での音楽に関連した散策、読んだ本や見た映画について

デイブレイカー/Daybreakers

イーサンホーク主演の近未来SFアクション映画『デイブレイカー』を見てきた。

2019年、一匹の蝙蝠からはじまった伝染病は瞬く間に全世界へ広まり、ついに5%ほどのわずかな人類を残し、大半の者はその病の感染者となった。その病とは、バンパイア。感染者は人類の血を吸って生きる、不老不死の存在になる。そして餌としての人類は彼らに捕らえられ、飼育/管理される対象となっていた…

ドゥームズデイ』や『レギオン』、『ニンジャアサシン』と同様に、映画館で見ていて一番楽しい「ホラー映画の手法を用いたアクション映画」。主役のイーサンホークはやっぱりかっこよくて、ストーリーの進行に合わせた変貌ぶりも見事だったと思う。『リアリティ・バイツ』のころから変わらない、少し影のあるいい人っていうイメージは彼独特のよさだと思う。ブラッドピットだと少しアクが出過ぎる気がする。一時期あまり映画に出てこなかったけど、最近また働き始めているみたいで来年以降も期待したい。一方でウィレムデフォーがいまいちはまりきってなかった印象。彼は労働者的な役が似合わない。
序盤の展開は人口増加と食糧不足が進展した場合現実のものになりそうにも思える内容でSF的リアリティのある展開だった。全体的に丁寧に作られた印象の佳作。

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アメリカかイギリスかよくわかんない舞台(非常にアメリカっぽいんだけどイギリス訛りの人が多かったり)だな、と思っていたら、LIONS GATE製作。つまりオーストラリア映画。そういうことか、と思った。日本のTOKYO SHOCKも話題だけど、こういう現地製作の映画って過激さを売りにしたものが多いような気がする。