UCHEW-NISSHI

Tokyo Based DJ KNK's Blog - 音楽関連、東京近辺のパーティ情報、各地の旅先での音楽に関連した散策、読んだ本や見た映画について

7/17(Sun) KILLING JOKE @ 青山蜂 

7月は府中強化月間!来週8日のレギュラーパーティー(f)uchew @ BarnoTbar(http://d.hatena.ne.jp/KNKwalks/20110629)に続き、11日は歌舞伎町BE-WAVEの食べ放題なナイスパーティーMONDAYS、そしてそのまま終わらナイトラウンジへ突入(http://d.hatena.ne.jp/KNKwalks/20110701)と、すでにここまでで盛り沢山なのですが、一番のハイライトはこちら!
惜しくも休刊になった最高な音楽雑誌remixを引き継ぐ形で野田努さんを中心に見逃せない記事を配信し続けるWEBマガジン、ELE-KING(http://www.dommune.com/ele-king/)のライターとしても活躍しているMETALさん主催のパーティーKilling Jokeに(f)uchewフロアを出現させます!
ゲストには、6月の(f)uchewでもやばいプレイを披露しフロアを熱狂の渦に巻き込んだMU-DISC主宰のDUBINCHさん、そしてBACK TO CHILL @ clubasiaのメインフロアやsilkieの来日公演への出演等日本Heavy Bass Musicの中心人物の1人、100madoさんをゲストに、青山蜂全体を府中、そして宇宙へと連れて行きます!


また、3FもRee.Kさんを中心に全員が見逃せないDJばかり!4Fも三茶まわりのワルい大人が集結し、半端じゃないラウンジを創り出してくれそうです。まじで見逃せない夜!


府中の7月は、完全にこのパーティーに照準を合わせて流れを組み立ててきました。一人ひとりのDJはもちろん、4人のグルーヴもいい感じに習熟していて、いよいよ来週から始まる怒涛の府中月間に思いをつのらせてます。ここから一気に宇宙レベルのパーティーへとレベルアップしていこうと、気合い満点で臨みますので、是非このパワーを、府中を体感しにきてください。7/17は府中もとい青山蜂から!宇宙へ!



7/17(SUN)
KILLING JOKE @ AOYAMA HACHI
Time 22:00-till dawn 
Charge 2000/1D


2F:DJ
100mado(LoDubs records)
DUBINCH (mudisc)
(f)uchew DJs (KNK, kzy, nemo, TAREYE)


3F:DJ
REE.K (Hypnodisk,Space Gathering)
THE KLO (Tiger Hole)
Monolith (miston)
medical (ura-sen-k)
METAL (METHANE)
LIVE:fleece(Play Sounds)


4F:DJ
Nanae (mind warp,トコノマ)
O・I (MELLOW YELLOW)
SUNO (sTILLkid A.P,shower)
INAHO (天狗食堂)
TANGO (METHANE)




完全に蛇足になりますが、remixはロック、ヒップホップ一辺倒だった自分にとってクラブミュージックへの入り口のひとつになったすごく思いいれのある雑誌です。たまたま、リーペリーかなんかの特集をしている号を店頭で読み、ロッキングオン等のロック雑誌に固有な、過度に煽情的な文章やミュージシャンへの無用な同情とは切り離された、文化論、哲学等が視野に入った文章(いま思うとそれは現場とは切り離せない、クラブミュージック特有の感覚でもある)は、当時現代思想に入れ込んでいた僕の心を打ち、みるみる虜にしてしまった。僕は各地の古本屋を巡りバックナンバーを買い漁り、その過程でthe Orbを聞いてはじめてテクノのアーティストにはまったし、Michael Franti、SlitsやMaximum Joy等を知ったのもこの雑誌を通してだった。自分がなんとなく好きだった音楽がブリストル系、マンチェスターといった地域に根差した音であることを知り、その空間に思いを馳せた。ヒップホップにおいてニュースクールが出現した瞬間の取り上げられ方にニヤニヤしたし、当時取り上げられていたアーティストの音源がどうしても見つからなくて悔しい思いをしたりもした。


そんな思いいれのある雑誌だから、メタルさんの当時のチャートもMonolithさんの出席していたクラブミュージックの未来についての座談会もリアルタイムで読んでいた。そんな人たちのパーティーに、いま自分が心から楽しみながらガシガシやっている府中のグルー全員で呼ばれたことはこの上なくうれしいこと。もちろん思いだけでいいパーティー、いいDJができるわけではないけれど、最大限の気合いとリスペクトを込めて、いま正に築かれつつある府中の流儀でぶつかっていこうと思います!