Hang Drum

先週の土曜日に下北のShamっていうバーで飲んでいたときのこと。
シンバルケースのような袋を持っていた女性が外国の方と話していて、
きっとバンドでドラムやっている人なんだろうと普通に見ていたら、おもむろにその人がカバンから取り出したのがこのHang Drumっていう楽器。
Steel Panを2つあわせてUFOのような外見に仕上げたこの楽器、もともとはスイスの楽器で歴史はそんなに古くなくて2000年くらいにできたらしい。歴史が浅いゆえにまだ数もそんなに多くなくて、日本に30個しかないって書いてあるブログもあるくらい。
楽器自体の、Steel Panよりもやわらかな音はもちろん、この時代にまだ新しいアナログの楽器が発明されているっていう事実がロマンチックだなって思う。
いつか、この女性の演奏に乗せて歌を歌えたら素敵だろうなと思う。

ちなみにこの楽器、PANArtっていう会社のものしか売っていなくて、世界中で買いたくても買えない状態。ヤフオクに出品されたときには20万円くらいの値がついたらしいけど、ほしい人にしてみればそれでも安いくらいのものらしい。

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